気をつけて!ホーチミンのルックさんというバイクタクシーのおじさんについて
こんにちは!編集長です。
以前、ベトナムのカイラン水上マーケットを訪れた時の番外編です。
ホーチミンを1日だけ観光したときに出会った、ルックさんというバイクタクシーのおじさんについて書きます。
▼ルックさん
結論から言うと、東南アジアによくいる日本語が話せるからって安堵して近づくとぼったくってくるタイプの個人バイクタクシー です。
ネットでは有名らしいですが、多くの人は自分が騙されたことに気がついていないと思います。お気を付けを。
ルックさんとの遭遇
ホーチミン市街の観光。暇を持て余して歩いて移動中。
そんなとき後ろから、
「荷物、後ろにしてたらアブナイヨ!」
と日本語が。振り向くと、そこにいたのがルックさんでした。
ル「ニホンジン?ラッスンゴレライ!ラッスンゴレライ!」
いや古いわ(笑)
ル「乗る?私有名だよ。ほらノート見て」
見せられたノートには、
「この人は信じて大丈夫です!」
「ぼったくりもしないし安心してください!」など肯定的な書き込みがたくさん。
一瞬信じる気持ちに揺らいだけど、特定のページしか見せてくれません。
そーゆーことです(笑)
ノートを見せてくるバイクタクシーの話は聞いたことありましたが、遭遇したのは初めて。予算的にお金が有り余っていたのでぼったくられる覚悟で、お願いしました。
私「1時間いくら?」
ル「ノーノ―、楽しかったら払う。楽しくなかったら払わない、okねー」
値段交渉もさせてくれません。流れに身を任せよう。
お寺とコーヒーショップに連れていかれる
バイクでホーチミンの街を走る。これ、最高に気持ちいいです。
他のバイクとの距離が近いのがややスリル。何度も事故りそうになるがならない。事故ったことは人生で一度もないそうです。(本当かな・・・)
空気が汚いことだけが気になりました。
ル「チョロンで1年に1回のお祭りやってるヨ!」
そんな情報あったか?チョロンは治安の悪い地域と聞いていたので少し不安に。
▼お寺
やたら写真を撮ってくれました。
ル「コーヒーのむ?」
いろんなお土産屋さんに連れていかれるパターンですね。
▼コーヒー屋さん
てか祭やってないwww
チョロンは全体的に治安の悪さを感じました。低所得者の街という感じ。ごみの散乱の仕方や、建物の外観からそんな雰囲気。
コーヒーショップでは無料でいろいろ飲ませてくれました。買わせるための接待なんだろうけど、正直めっちゃおいしい。
ルックさんが買え買えってすすめてきてうざい(笑)
正直今まで飲んだコーヒーで一番おいしいかも。お土産買ってなかったし、これお土産にしよ。ってことで購入。
最初、500gで60万ドン=約3000円。
いや高すぎだろwww
私「たかすぎ。そんなに金ない。それなら買わない。」数分粘るが、
ル「お金おろしてくればいい!」
そこまで言うか・・・。雰囲気悪くなったし、このまま粘っても帰してくれなさそうなので60万ドンでお支払い。これ以上トラブっても面倒なのでね。
風俗への誘い
コーヒーショップで、こいつは金を出すやつだと思われたのでしょう。
やたら風俗をすすめてきます。男性1人だと確実にこっち系に誘われますね。
ルックさんによると、相場は本番なし5000円、本番あり1万円。だいぶぼったくってます。
交渉次第でこの半額でいけると思います。
ベトナムでは美容院が風俗店を兼ねていることが多いそうです。
本番のことはブンブンというみたい。やたらブンブン言われましたが、何のことかわからず、あとでネットで調べて知りました。これについては特に書くことはなしです(笑)
興味のあるかた、病気だけは気をつけてください。自己責任です・・・。
お金の話
風俗の誘いがしつこすぎてうんざり(笑)もう宿に帰ると告げ、送ってもらっていざ支払いのお時間。
1時間で50万ドン=約2500円。
約3時間乗っていたので、150万ドン=約7500円。
やはり(笑)ベトナムにしては高い。grabでバイクタク頼んだら、1時間8万ドン程度でしょう。
残念ながら手持ちが100万ドンしかない。
私「100万ドンしかもうないや。」
ル「じゃあそれでいいよ!」
ミスった。最初は少ない値段から言うんだった・・・。値段交渉の基本ですね。
値段交渉になれていたつもりでしたが、素で正直な面が出てしまいました。もう100万ドン払うしかないですね。
最後にノートに書きたかったけど、
「スコール来るからもう帰るヨ!」
そういってルックさんは帰っていきました。
まとめ
・よくいるタイプの日本語が話せるバイクタクシー
・お金に余裕のある観光客やぼったくられたことに気づいていない人はノーダメージ。しかしバックパッカーや貧乏旅人が引っかかるとだいぶ出費が痛い(そもそも引っかからない気もする)。
・「日本語を話すから大丈夫そう」とは思わず、「日本語を話すからこそ危ない」という意識を。
ただ、バイク乗ってるときの会話はすごい楽しかったです(笑)ベトナムのことや家族のことなど。ローカルな屋台なども連れて行ってくれるみたいです。
付いていくかどうかはあなた次第。